足元がダウンジャケット化。SUBUが冬を支配する

冬にサンダルという発想

冬にサンダルなんて聞いたことがない。そんな固定観念をひっくり返してくれたのがSUBUです。2016年に誕生した日本のレッグウェアブランドで、誰も知らない冬サンダルという挑戦的なキャッチコピーで登場しました。ところが今ではその名が広く知れ渡り、冬の定番アイテムとして堂々と存在感を放っています。

SUBU冬用サンダルは00番から4番までの5サイズ展開。

20センチ台前半から30センチ超えまで幅広く対応しているため、足の大きさを理由に諦める必要なし。この懐の深さも人気の理由といえます。

定番のブラックから明るい色まで、選ぶ楽しさがあるのも魅力。どんなコーデにも合わせやすく、寒い冬でも気分を上げてくれます。気づけば色違いで揃えてしまう人も少なくありません。

クセになる履き心地

SUBU最大の特徴は、もっちりとした履き心地。起毛加工された内側の生地と4層構造のインソールが足裏を包み込み、まるで低反発マットレスの上を歩いているような感覚です。一度履いたら脱ぎたくなくなるという声も納得です。

アッパーは撥水加工ナイロン、中綿は保温性の高いポリエステル、インソールは4層構造でクッション性抜群、アウトソールはグリップ力の高い設計。地面がゴツゴツしていても履き心地が変わらないタフさが頼もしいところです。

アッパーのキルティング生地はダウンジャケットにも使われる仕様。風を通しにくく、足元は真冬でもぽかぽか。かかとがカットされたスリッポンタイプなので、テントの出入りが多いキャンプでもスムーズ。撥水加工で汚れにも強く、アウトドアでの使用も安心です。

人気が高まるほど価格が上がるのは避けられない宿命。それでもなお買われ続けるのは、コスパと快適さが圧倒的だからにほかなりません。履けばその理由がわかります。

SUBUは常識破りの冬サンダルというカテゴリーを確立した存在。豊富なカラーとサイズ、もっちりした履き心地、高い保温性と撥水性、そしてアウトドアにも耐えうる機能性と魅力が詰まっています。価格が上がってもその価値は揺るがず、冬の新たな相棒として一度は試してほしいアイテムです。