仕事や日常に追われて、ふと「自然の中でのんびりしたい」と思う瞬間があります。
そんな気分にぴったりの場所、千葉県の「成田ゆめ牧場」へ出かけてきました。
青空の下で動物たちとふれあい、美味しいアイスを味わう。
忙しさを忘れて、ただ穏やかな時間に身をゆだねる——そんな一日です。

牧場への道のり
成田ゆめ牧場へは、JR成田線「滑河駅」から無料送迎バスで約10分。
車なら東関東自動車道「成田IC」からおよそ20分ほどの距離です。
駐車場も広く、普通車は1,000円。アクセスが良いので、日帰りでも気軽に訪れられます。
営業時間は[平日]9:30~16:30、[土日祝]9:30~17:00。
料金は平日1,600円(大人)、休日は1,900円といったところです。
小さな命と出会う「うさぎ・モルモットの部屋」

最初に訪れたのは、ウサギとモルモットが暮らす小屋。
入口には「飛び出し注意」のかわいらしい標識があり、思わず笑みがこぼれます。

中では、小さなウサギから大きなウサギまで、たくさんの子たちがのんびりと過ごしていました。
寄り添って眠る姿や、毛づくろいをする仕草が本当に愛らしく、しばらく時間を忘れて眺めてしまいました。
のびのびとした牛たちと、初めての乳搾り体験

牛さんはずっとゴロゴロしていたのだ!

次に向かったのは、広大な牛の放牧場。
ホルスタインやジャージー牛たちが、広い空の下でゆったりと寝転がっています。
その穏やかな姿に、こちらまで心がゆるんでいきます。
近くの牛舎では、かわいらしい子牛たちの姿も。
ここでは乳搾り体験も行われており、スタッフの方の丁寧な説明を受けながら挑戦してみました。
最初は少し緊張しましたが、実際に牛のぬくもりを感じながらの体験は、とても貴重な時間でした。
羊やヤギとふれあえる「ふれんzoo広場」

続いて訪れたのは、羊とヤギが暮らすふれあい広場。
およそ100匹ほどの動物たちが、思い思いに草を食べたり、日なたで休んだりしています。
それぞれの首には名前が書かれていて、「自分と同じ名前の子はいないかな」と探してみるのも楽しいひととき。
優しく撫でると気持ちよさそうに目を細める姿が印象的でした。
旅の締めくくりは牧場アイス

とても濃厚な味わいだったのだ!

歩き疲れたあとは、牧場自家製のアイスクリームでひと休み。
ミルクの風味がしっかりと感じられる濃厚な味わいで、口に入れた瞬間、思わず深呼吸してしまうほど。
自然の中で食べるスイーツは、なぜこんなにも特別に感じるのでしょうか。
終わりに

成田ゆめ牧場は、動物とのふれあいだけでなく、「ゆっくり過ごすこと」そのものを楽しめる場所でした。
忙しい毎日の中で、自然のリズムに身をまかせる時間は、心をリセットしてくれます。
次は春の花が咲く季節に訪れてみたいと思います。
きっとまた違った表情の牧場に出会えることでしょう。



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